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2009年06月29日
BLAZBLUE(ブレイブルー)
※購入はPLAYSTATION3版
まず思ったのがアークにしてはキャラデザ弱くない? という点。なんか際立ったモノを持ってるキャラが居ないというか。比較的この辺は良くも悪くも立ったデザインが出来ていたアークにしては、という印象。男キャラが全員GGXの劣化っぽいのは。女性キャラも今まで攻めてなかった方面と言うだけなので。
ストーリーもギルティーギアX(GGX)に続く作品として育てたいという思いからかやたらと頑張って作っている印象は受けるのですが、しっかり作った分後づけ勢いバンバンのGGXに比べると大人しくなっていて「んー」と言う印象。食用ノリで頑張って何枚もくっつけたステーキって感じ。お腹がもたれる勢いでの焼肉か馬鹿みたいに熱く切ったステーキとかのほうが良かったのにな―というイメージで。
アーク作品の面白さって中二病的設定(世界観的にも僕が考えた超強い必殺技的にも)を痛々しく爽快に掲げる部分だと思ってるんですが、今作はなんかその辺がない。ベタと言うよりも使い古された展開に中二病的単語が並んでるってだけで勢いは弱い。世界観をきっちり作った分、鮮度が落ちちゃってる感じ。なので、売りのビジュアルノベルモードもイマイチ勢いがない。
と、まぁアーク作品はここが売りだろという部分から突っ込んでおきまして、システムな話題。
パッド入力でのプレイはもともとスティック操作で無い時点でアレなので、という事で右アナログスティックに既にメインとなる必殺技が振り分けられているのは、良い意味でカジュアル化ではないかと。アーク作品はそのキャラと世界が楽しめればいいという人も多いという印象なので、こういうカジュアル化はありじゃないかな、と。難易度も低難易度にするとCPUに隙の多い余裕のある動きがちゃんと出るので、最近の家庭用格闘ゲームとしてはちゃんと上位と下位の難易度の差があっていい感じ。もちろんちゃんと技入力をしたほうが綺麗に出るし動きも華麗になるので、カジュアル化自体は良い線に行っているのではなかろうかと。そこで終わっちゃうのも高みを目指していくのも個々人にお任せと言う懐の余裕さはあると思う。ただ、この流れは突き詰めると「緩い」方向に行きすぎてしまう部分ではあるので、「難しい」に偏りすぎないように、という今の位のバランス感覚で進んでくれるとちょうどいいんじゃないかなー。
もう一つの売りであるビジュアルノベル部分は悪くはないモノの、システムが繰り返しプレイを考慮していないのでちょっと気だるい。前述の「振りきれていない」キャラ・世界設定も相まって全体的にちょっと退屈。現状ではスピーディーにやるにはシステムが弱く、じっくり読ませるには世界観が弱いというどっちつかずになっているのが勿体ない。ただ、どうせ後づけでもなんでも「実は世界観は~」とか攻略本とかインタビューで語られるくらいならゲーム的に内包しきっているブレイブルーのようなやり方は一つ有りだなーとも思いまして。
そういう意味では、詰めの部分の弱さが全体的に勿体ないなーと。ただ、GGXも徐々に勢いだけに良い感じになって行ったゲームではあると思うので、予定通りシリーズとして育ててみるのも有りなんじゃないすかね? というのが素直なところ。
投稿者 maria : 2009年06月29日 19:22